根の先の炎症について 歯を抜く必要はない?

歯医者さんで根っこの先に炎症があるといわれたことはありませんか?

 

根の先に炎症があると、レントゲンを見ると歯の根っこの先に黒くて丸い像が見えるかと思います。歯を抜く必要があるの?それとも残せるの?とすぐに結論を知りたいと思いますが、根の炎症の治療は100%治りますといえないところがあります。

 

そのため、まずは根っこの先の炎症の原因と治療法を簡単にご説明いたします。

 

まず、口の中から根管に細菌が入って増殖すると、根の先端の歯髄の入り口の穴を通って根っこの先の歯の外にあるからだの中に細菌が広がります。体の中は、 細菌などが入ってくると免疫反応と言って、体の抵抗反応で対応します。


細菌の増殖力が強いなど、感染が強い場合は比較的早期に腫れたり痛みが出たりします。 しかし、根の中の感染はからだに対して弱い慢性的な刺激となることが多いため、 からだは内部に細菌が入ってこないように堤防のような防御帯を作ります。

 

これが根の先にできる病気(根尖病変)としてエックス線で確認されます。 根の先の周りの骨が溶けるので、エックス線写真では黒く写ります。 多くの場合、病気の初期の段階では症状はありません。

 

根っこの先の炎症の原因は根の中の細菌などの感染なので、 根の中を掃除をして、細菌を消毒する根の治療が治療の第一選択になります。

 

根っこの中の神経が入っていた空洞は非常に細かく蜘蛛の巣様に穴が空いているため、機械的に滅菌することが難しいのが特徴です。最初にご説明させていただいた様に、100%治りますといえないのは細菌がこの細かい空洞の中に繁殖する場合があることが原因の一つになります。
 

 根尖病変は慢性的な経過をとり、一生問題を起こさないことも多いので、まずはご相談ください。

 

ただいま無料カウンセリングを行っておりますので、ご利用ください。

 

通常、根の治療を保険外診療を行っている歯科医院ではカウンセリング料が5千円〜高いところで10万円ほどの費用がかかります。当院では、なるべく多くの方に根っこの先の炎症が進行しないよう早めに歯科治療を受けていただきたいので、気軽にカウンセリングを受けられるようカウンセリング料を無料とさせていただいております。(ただいま混雑しており先まで予約を取れない場合もございますので、なるべくお早めにご予約をお取りになることをお勧めしております。)

 

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