根の治療では、滅菌することが非常に重要になります。
根っこの中の細菌を極力減らし、増殖しないように治療します。
根っこの治療回数は通常2〜3回で終了します。1回の治療時間はおよそ1時間となります。根っこの治療は終了までは隔週あるいは数週間置きにご来院ください。何ヶ月も期間を空けてのご来院では治療の結果が思わしくなくなってしまう事もあります。
根の治療に使用する薬剤は、従来のホルマリンクレゾールやパラホルムアルデヒドなどの体に対する毒性の強い物は使用しません。水酸化カルシウムのみの使用を行います。
マイクロスコープ、ラバーダム、垂直加圧根充法は基本的に使用します。
歯の炎症が強くて膿が出てしまっている場合,根っこの消毒が難しく、歯を抜く事を勧められる事がしばしばあります.どうしても残したいと言う場合は、MTAセメントといって骨を誘導しやすい材質のもので歯の根っこの中を満たして炎症を抑える方法があります.
お写真のケースでは、左側が治療前で黒い丸が炎症で骨が吸収している部分です.真ん中の写真が消毒してMTAセメントをねこの先まで入れた状態。右の写真が治療後4ヶ月の状態。黒い丸が無くなって白くなっているのは、顎の骨が再生して回復した状態です.
このケースでは歯を抜かないと行けないと言う事で、転院されていらっしゃった方の治療を成功報酬で行ったケースです.4ヶ月後に骨が出来ましたので、料金を5万円いただきました.保険のきかない治療となります.
左側が最初の状態です.歯の根っこの先に炎症があって骨が吸収してしまっています。真ん中が消毒をしてMTAセメントを入れた状態。右側が4ヶ月後の状態です.骨が出来てきたようで根っこの先の黒い影が消えてきています.このケースのように、炎症が強くても歯を抜かずに残せるケースがあります.
根っこの炎症がひどくて歯を抜くと言われてしまったら、歯を抜かずに根っこの治療をすると良い場合も多いです。保険がきかない治療ですが、歯を残す事を考えると非常に有効な方法です.
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です.)
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03−3251−3921
最近インプラントをする歯科医院では、根の炎症が起こっているだけで歯を抜いてインプラントを勧められる場合があるようです。
今回は歯を抜くと言われてしまった方の根の治療で炎症が改善したケースをご紹介いたします。
以前に歯の神経を取って差し歯を入れた歯が虫歯になると非常に深い虫歯ができることをよく経験します。
差し歯の内部に虫歯が発生してしまうと、お痛みがないのでかなり進行してしまっても気が付きません。そのため、差し歯が外れて再治療になった時に通常の歯科治療が難しい場合があります。
歯の中の方まで虫歯のなってしまう場合があります.
このケースでは、土台の内部に虫歯が進行してしまっていたケースです.
もちろんこの程度では歯を抜く事はお勧めしませんが、歯の条件が悪いため,しっかりと虫歯を取った後、歯茎から出血しないようにしないといけません。
歯茎の下まで虫歯になってしまっていた部分はしっかりと虫歯を取った後、残った健康な歯が歯茎の上にくるように処置を行います.隔壁と言って、出血や唾液が歯の根っこの内部に入らないように壁を作ります。
根っこの治療はその後に行います.
マイクロスコープを使用する事はこういったケースでは重要になります.
マイクロスコープに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております.
マイクロスコープのページ
ただいま根の治療を希望される方の無料カウンセリングを行っておりますので、この機会にご利用ください。無料カウンセリングでは パノラマレントゲンの撮影、カウンセリングを無料で行っております。
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歯の根っこの治療がなかなか終わらない。という方、場合によっては歯の根っこにヒビが入ってしまっているのが原因で治りにくいのかもしれません。
歯の根っこに入った細かいヒビは裸眼では確認できないため、顕微鏡で確認することが重要になります。
顕微鏡のある歯科医院で根の治療をするメリットは原因不明の痛みの原因がヒビの場合にしっかりと検査できることです。
歯の根っこのヒビは完治できる場合と難しい場合があります。しっかりと診断をした上で治療方法を確認されると良いでしょう。闇雲に治療を続けても無駄になってしまうこともあります。
歯の根っこの治療を行う前に、歯の内部の確認をします.お写真のように歯にひびが入ってしまっているケースは歯の根っこの治療を行っても噛んだときのお痛みが解消しないケースもあります.
歯の内部を顕微鏡などしっかりと拡大した上で、歯のひびを染め出して拡大した視野で確認する必要があります.
歯のひびを見落として歯の根っこの治療を行っても原因不明の痛みと言う事で歯の根っこの治療を長期間行う事になってしまう事があります.しっかりと歯の痛みや炎症の原因を確認する事が必要です.
もし長期間に歯の根っこの治療を行われているのであれば、マイクロスコープなどで歯の内部を確認された方が良いのではないでしょうか。
マイクロスコープのページ
ただいま、無料カウンセリングを行っておりますので、この機会にご利用ください。無料カウンセリングではレントゲン写真撮影とカウンセリングを無料で行います。
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根っこの中が炎症を起こしてしまうと、噛んだ時の痛みや何もしていなくても激痛が感じられることがあります。
根っこの治療の成功率は100%ではなく、日本で行われている根の治療の半分程度のケースでなんらかの炎症が起こっていると言われています。
根っこの炎症とはなんでしょうか?
歯の神経を取る治療をした後、問題になるのが、その数年後に歯の中に細菌が増殖して、根っこの先端の骨を溶かしてしまうことです。
根尖病巣と言います。
根尖病巣を治すのは、なかなか大変で、完全に治せない場合もあります。
神経を抜く治療をされた方は3本に1本がこの根尖病巣があると言われています。
通常は慢性炎症と言って、お痛みを感じない状態で経過しますが、歯ぎしりや体力が弱った拍子に痛みが出てしまうことがあります。
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根っこの治療をしたのに痛みが残っている、しばらくは大丈夫だったのに最近になって歯茎が腫れてきて膿が出たような状態になった。など、根の治療後の炎症が残ってしまっている症状が出る事がよくあります。
根の治療を行っても炎症が残ってしまっているのは、治療のミスというより、歯の根っこの内部にある神経の空洞が非常に細かく枝分かれして何本もあることが、しっかりと消毒・滅菌できない原因になります。
成功率は、初回の根の治療で9割、2回目以降の治療で6割ほどと言われていますので、治療の難しさがわかるかと思います。
ここで考えなくてはいけないのは、成功率が低いので、歯を抜いてインプラントを選択するのか、あるい根の治療をして歯を残す治療を選択するかご自身で決めていただく必要があります。
多くの方は、歯を残せる可能性があるなら根の治療をして、どうしてもダメならインプラント治療も考えるという方針に納得されます。
根っこの治療の成功率を上げるためにマイクロエンドと言って顕微鏡で歯の根っこの内部を確認しながら治療をすることも行っております。従来の治療では歯の内部の状態が見えませんので手探りで判断していたのですが、マイクロエンドでは、歯科用CTで予想したのち顕微鏡で内部を確認しながら治療できますので、治療の確実性が高まります。
当院のマイクロエンド治療は下記のページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
マイクロエンドのページ
また、通常、保険外診療を行っている歯科医院ではカウンセリング料が5千円〜高いところで10万円ほどの費用がかかります。当院では、なるべく多くの方に根の治療を受けていただくため、気軽にカウンセリングを受けられるようカウンセリング料を無料とさせていただいております。(ただいま混雑しており先まで予約を取れない場合もございますので、なるべくお早めにご予約をお取りになることをお勧めしております。)
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歯の根っこが痛くなって、歯医者に行ったら、根っこの炎症が起こっているので歯を抜かなくてはいけないと言われることがあります。
例えばお写真のように金属の土台が歯の根っこのなか深いところまで入ってしまっている場合によく歯を抜くということを言われているようです。
こういった場合でも金属の土台を丁寧に取り除き歯の根っこの内部を消毒することで歯を抜かずに残すことができることが多いです。
(マイクロスコープは必ず使用する必要があります。)
こういった治療は、通常の歯科治療では難しくマイクロエンドという細かく歯の根っこの内部を消毒することで治療の成功率を上げております。
詳しくは下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
マイクロエンドのページ
合わせて当院の無料カウンセリングのご利用ください。
また、通常、保険外診療を行っている歯科医院ではカウンセリング料が5千円〜高いところで10万円ほどの費用がかかります。当院では、なるべく多くの方の歯を残すために、気軽にカウンセリングを受けられるようカウンセリング料を無料とさせていただいております。(ただいま混雑しており先まで予約を取れない場合もございますので、なるべくお早めにご予約をお取りになることをお勧めしております。)
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歯の根っこに炎症があるから歯を抜くと言われた時はご相談ください。
最近、根っこの先に炎症があるとすぐ抜いてインプラントを勧める歯医者がいるようです。これは、インプラントの利益率が高いため、インプラントをやりたがる先生が増えたことも原因かと思います。
通常、根っこの先端に炎症がある場合は、いきなり抜かずに根の治療を行います。根っこの内部の消毒ができると根っこの先の炎症が消えることが多くの場合見られます。通常、根っこの先の炎症が原因で抜かなきゃいけないといわれてご来院される方のほとんどが根の治療で問題なくかめるようになります。
そのため、根っこの先の炎症が原因で歯を抜くといわれてしまった方は、抜く前に一度お越しにならてはいかがでしょうか?
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根の治療は通常の保険治療で行われている事が多いのですが,保険治療で行った場合、治療効果が病院によって大きく異なってしまいます.
保険外治療で根の治療を行っている病院はそれなりに高いクオリティーで治療を行っているのだとは思います。
当院では、通常の根の治療は保険のきく範囲で行っております.拡大鏡、垂直加圧根充、ラバーダムは保険治療でも基本的に行っております.
状態の悪い歯に関しましては、保険外のMTAセメントや歯根端切除術を行う前提で根の治療をしますので保険外診療とさせて頂いております.料金は¥50,000−(税別)となります.
状態の悪い歯とは、根っこの管の先端が太く広がってしまっているケースや、歯に穴があいてしまっているケース、根っこの先が曲がっていて炎症が強いケース、器具が折れて入っているケースなどになります.こういったケースは通常の保険治療では行えない治療となります.
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根っこの治療がうまくいかない場合は、どうなるのかご存知でしょうか?
根っこの炎症が残っていても、慢性的な炎症の場合は、お痛みが出ないし、炎症をしていることに本人が気づかないことも多いです。
お痛みがない場合はそのまま放置して経過を見る。というのが一般的です。
お痛みが定期的にある場合は、再度治療を試みるか、そのまま放置することが多いと思います。
噛んだ時や、押すと痛い場合は再治療を行うことになります。再治療を行っても痛みが取れない場合は、歯根端切除術などを行う場合もありますし、最悪歯を抜く場合出てきます。
ただ、根管治療はどの病院でも同じレベルの治療が受けられるわけではありません。高額な治療費をかけて根管治療専門医のところで治療を行うことができる方も多くはないかと思います。保険でできる治療ですので、何をやっても同じ料金ですから、病院のモラルやプライドによって治療のレベルが変わります。
根管治療は歯科医院選びが重要になります。
根管治療のページ
根管治療の大きなメリットは、歯を抜かずに済む可能性があります。歯の根っこの炎症が大きく、お痛みが出てしまう場合に歯を抜くと言われてしまう事があります。
根管治療を行うことによって、歯の痛みを取り、炎症を抑える可能性があります。そのため、根管治療をしないで歯を抜くという選択肢はあまりお勧めしておりません。
歯を抜いた時の問題
もちろん、歯は一度抜いてしまうと二度と生えてきません。
物を噛む力は歯の本数によって変わることはありません。
歯を抜いてしまい本数が減ると、1本あたりの負担が大きくなるため、歯が弱くなります。
また、歯槽骨(歯を支える骨)にも負担がかかり、骨も弱くなる可能性があります。
さらに、歯を抜くと歯の根元の部分と歯槽骨の間にある歯根膜と呼ばれる組織も失われてしまいます。
歯根膜はとても大事な組織で、物を噛んだときに噛む力を吸収したり分散することで歯や歯槽骨にかかる力を和らげてくれます。
また、噛んだときに生じた力を刺激として脳に伝達し、全身のバランスを保つ役割もあります。
つまり、歯根膜は自分で物を噛んだという実感や楽しみを得る為にとても重要な組織なのです。
歯を抜いてしまうと歯根膜も無くなってしまう為、自分で物を噛んだという実感が損なわれてしまいます。
根管治療の最大のメリット
根管治療の最大のメリットはやはり歯を抜かないで済むこととなります。
根管治療に関して方法を知りたい方は下記のリンクページに詳しい内容を記載させております。クリックしてご覧ください。
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